訃報

悲しいお知らせでございます。

1H,2F,3Fの担任 三浦亮二先生が

昨年の9月7日にお亡くなりになったそうです。

早すぎる旅立ちに言葉を失い呆然といたします。


心よりご冥福をお祈りいたします。




両国高校には、昭和49年から平成元年まで

15年もの長きにわたってお勤めになられました。

三浦先生の授業といえば、

副読本を読ませる読書会のような時間であったように記憶しています。

先生の選ぶ課題図書は、どれも突出した個性的なものばかり。

自分の中の全く覚えのない扉をこじあけられたような

強烈な読書体験をさせてくれたのが、三浦先生の授業でした。


前衛文学の変拍子世界を初体験した、安部公房の短編集「壁」 。

戦場で人肉を食らう描写が衝撃的だった大岡昇平「野火」 。

哲学に興味を持つきっかけとなった、三木清「人生論ノート」 。


もっとたくさんの書物にふれさせていただいたのですが、

この3冊は特に忘れられず、

多感な時期に読みふけったこともあり後の趣向にも影響しているものです。



5年前の同窓会にお越しいただいた時も、

シュールで文学的なスピーチで楽しませて下さいました。

話し方も、スリムな長身も在校時とまったく変わらず、

お酒もたくさん、二次会にもお付き合い下さいました。

またお目にかかれると思っておりましたのに…



今宵は、三浦先生の授業を、どうぞ思い出してみて下さい。

私も、本棚から3冊を探してみようと思います。


遠い日の記憶と、古い本を携えて、

天国の三浦先生に献杯。

合掌。











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